『ライオンズ教養講座』はこのようにしてはじまりました。25年前のことです。

3月16日(木)に今年度の「ライオンズ教養講座」の閉講式が行われました。
講師として、東京荒川ライオンズクラブの栗林正次ライオンからお話しいただきました。(ライオンズクラブでは、会員の方はお名前の最後に「ライオン」とつけてあらわします)
以下はそのお話しをもとに、ライオンズ教養講座のはじまりのころの様子をまとめたものです。

『ライオンズ教養講座』は、今年度で25周年。
そのきっかけは、東京荒川ライオンズクラブが30周年を迎え、その記念事業として障害者に対しての催しを企画したこと。
当時のメンバーが案をねり、荒川区社会福祉協議会、区役所に相談。
倉方厚子先生、貞広邦彦先生をまじえて打合せをかさねた。
当時の荒川区聴覚障害者協会の星野勝彦会長とも相談。
その結果、「ライオンズ教養講座」としてスタートすることに決定。
第一回目の講座は平成4年9月7日。
講師は倉方厚子先生で、テーマは「ことばの楽しさ」。
場所は西日暮里のひぐらし小学校前の「日暮里ひろば館」。
栗林正次ライオンは、出席者のためにジュース類の缶を持参して配ったそうです。
初年度の講座は全7回。出席者は毎回約30人ほど。
平成9年から、会場は「アクロスあらかわ」に。
その年度の主な講演は、倉方先生「バリアフリー」。米内山明宏先生「21世紀とろうあ者」。貞広邦彦先生「手話の発想と日本語」など。
25年間つづいたのは、ライオンズクラブの歴代会長、メンバーの熱意とともに、荒川聴覚障害者協会の会長、会員の方たちがスクラムを組んできた結果。
手話を通じてみなさんが素晴らしい仲間になれる。そのような確信のもとに今後も「ライオンズ教養講座」は継続していきます。

一年目の講座終了後、荒川区日暮里のホテルラングウッドで「荒川区文化人の集い」を開催。
ライオンズクラブのメンバーが自費で開催し、設営や準備に荒聴協会員も協力。
倉方先生、貞弘先生を通じて多くのゲストも参加。手話落語の林家とんでん平さん、手話ソングの朝倉まみさん。女優の西村知美さんなど。
この回は十数回つづいたそうです。

ライオンズ教養講座について、ご自身の思い出や感想などがあれば、コメント、投稿をおねがいします。

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